MoT Training 実務者の為のMoTスキルアップ研修

複雑化する現代社会では、技術が優れるモノが売れるモノではなくなっています。
市場や顧客により沿った技術開発や、MoT的視点での技術戦略・事業立案できる人材の育成が必要です。

技術×ビジネスをテーマとした法人様向け研修をご用意しております。

VOICE

  • 01
    マクセル株式会社

    マクセル株式会社

    酒井 章子様

    漠然と感じていたやりにくさは何であったのか、失敗事例はなぜ起きたのか、など腹落ちできたことが多かったです。

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  • 02
    ナガセケムテックス株式会社

    ナガセケムテックス株式会社

    武井 瑞樹様

    内容的になかなか他社に無い内容で、短い時間の中でかなり充実した内容でした。

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  • 03
    味の素株式会社

    味の素株式会社

    永島 賢一様/今泉 圭介様

    事業企画書の重要性と事業企画書で押さえるべきpointが非常に参考になりました。

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  • 04
    中国塗料株式会社

    中国塗料株式会社

    谷野 聡一郎様

    既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの提案を考えていく際に参考になる内容でした。

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  • 05
    HEROZ株式会社

    HEROZ株式会社

    今井 達也様

    個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが、良かったと思います。

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  • 06
    鹿児島県中小企業団体中央会

    鹿児島県中小企業団体中央会

    外園 順也様

    実際の中小企業のAI活用の成功事例を伺うことができ、参考になりました。

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マクセル株式会社

電気機器メーカー

マクセル株式会社

所在地:東京都港区

機能性部材料事業本部 事業企画部 マーケティング課課長

酒井 章子様

漠然と感じていたやりにくさは何であったのか、失敗事例はなぜ起きたのか、など腹落ちできたことが多かったです。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    事業本部の強みを活かせる新しい事業を創出するのが目標ですが、集まったデータ(市場情報、自社の技術データ)からどのようにビジネスプランを策定するか、という部分に難しさを感じていました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    研修では創出したい価値に応じて力点が異なるという事が示され、これまで漠然と感じていたやりにくさは何であったのか、失敗事例はなぜ起きたのか、など腹落ちできたことが多かったです。

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 研修内でも日本企業の弱点として挙げられていたが技術をビジネスへと昇華させる道筋、ビジネスプランを初期段階から設計することの重要さ、および設計の方法を学ぶことができ参考になりました。
  • 技術マーケティングの成功にはクリエイティビティが必要であるという点が参考になりました。

  • データの収集・整理(自社技術の棚卸)とビジネスプラン構築の検討サイクルを回し、ブラッシュアップをしていくことが重要であるという点が参考になりました。
ナガセケムテックス株式会社

中堅化学/化成品メーカー

ナガセケムテックス株式会社

所在地:大阪府大阪市

精密加工材料事業部

武井 瑞樹様

内容的になかなか他社に無い内容で、短い時間の中でかなり充実した内容でした。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    テクノロジープラットフォーム拡大のため新規に技術を探す際にどのように価値を評価し選定していくかに悩みを抱えており、「技術評価としての基本的な手法・重要事項、我流ではない評価手法、フレームワークなどを習得したい」、「メンバーに共通言語を持ってもらいたい」と考えて参加しました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    5つのポイントが特に参考になりました。内容的になかなか他社に無い内容で、短い時間の中でかなり充実した内容でした。
    技術価値評価は絶対的なものではなく相対的なものであること
    ・技術的価値とビジネス的価値を混同しないこと
    ・技術価値評価をする際に共通のモノサシで価値評価を行う必要性 (主語と前提を合わせる作業)、その際、市場がどうなるという立場をとるかなども合わせること
    「事業計画書を正しく描くすべがなければ価値評価の精度も上がらない 」こと
    ・技術価値評価の具体的な進め方やまとめ方

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 主語と前提を合わせる点、共通条件下で価値を試算するいう点に関しては、言われてみればその通りだと思ったが、そこを意識して考えられていたか反省すべき点でありました。
  • 「技術的価値に固執せず、企業研究者としてはビジネス的価値を同じ物差しとする、目線を合わせることの重要性」や、「シナリオの認識合わせを行い、現行の技術がどのシナリオに立った際にどの程度の価値になるかを明確化すること」、「勝つストーリーこそ、将来の想定収益の根拠であり、そこが怪しげになっていないかチェックする」など、参考になりました。
  • 「技術難易度とビジネスへの貢献は全く無関係であり、研究者にとっての技術価値は後者である」という企業研究の基本から切り込む内容で、私自身の問題意識とも重なる部分があり、良かったです。
味の素株式会社

大手食品メーカー

味の素株式会社

所在地:東京都中央区

シニアマネージャー/研究・開発センターグループ長

永島 賢一様/今泉 圭介様

事業企画書の重要性と事業企画書で押さえるべきpointが非常に参考になりました。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    ・技術価値評価の一般的な考え方についての知見を深める為に参加いたしました。
    事業企画書の重要性と事業企画書で押さえるべきpointが非常に参考になりました。
    ・技術リソースの割り当て方法について論理的考え方と実例紹介を期待して参加しました。具体的技術リソースの割り当て方法を検討する際に理想シナリオ、ベースシナリオ、リスクシナリオを描いて共通認識にすることなどが参考になりました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    技術評価を実施するには、「市場の見通しについて、開発メンバーの共通理解にすること」が必要という点が特に参考になりました。
    ・弊社の研究所の業務から少し遠い(事業企画の話)でがありましたが、事業企画書のポイントは解り易いという印象でした。事業部が立案した事業企画書を精査する際に、役立てて欲しいと思います。

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 前提条件となる市場に対する見立てについて、全員が共通認識として持っておくこと。その上で、シナリオを3通り(理想・ベース・リスク)設定し、そのシナリオに沿って設定した技術課題の価値を評価した上で、テーマ設定するという点。特に3つのシナリオを設定し議論するという考え方が、中長期的な技術開発テーマへの資源配分を設定する上で、重要であるということが参考になりました。
  • 本来技術に優劣などなく、比較できるものではないという前提が、なるほどと思った。その前提を理解したうえで、利益性や市場成長性の軸で判断していくことが大事だということが大変参考になりました。
  • 事業戦略と製品戦略(顧客ニーズに基づくコンセプト構築)が重要という点が再認識できました。
中国塗料株式会社

大手塗料メーカー

中国塗料株式会社

所在地:東京都千代田区

技術本部 研究開発担当

谷野 聡一郎様

既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの提案を考えていく際に参考になる内容でした。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    環境対応、カーボンニュートラルが必要とされていることは理解しており、会社方針としても温室効果ガス削減は目標に掲げていたため、環境対応型の塗料開発や法令や規制の遵守対応など取り組みを進めていましたが、 負担の大きさの割にはなかなか大きな利益に繋がる道筋が見えない中で困っていました 。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    ・GXで先行している企業がどうやって利益を上げているのか、今後拡大していきそうなのかという事例及び背景も含めて知ることができた点が良かったです。
    ・今回は技術・開発部門の者が参加したのですが、既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの提案を考えていく際に参考になる内容でした。特に将来に向けて関わりが大きくなってくると思われる若手技術者からの反応が良く、仕事のやりがい向上にもつながってくればと期待しています

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • CO2排出抑制技術や省エネが企業に収益をもたらしうることを実感できたことで、製品開発において商品販売の利益+CO2関連で生み出せる利益を前提に原材料の選定やコスト設定を検討すべきと感じました。
  • 環境対応という受け身ではなく、先読みすることでビジネスチャンスにつなげるという意識が必要であることが参考になりました。
  • 資料、説明も解りやすく、地政学など世界動向の説明も参考になりました。
HEROZ株式会社

AIベンチャー

HEROZ株式会社

所在地:東京都港区

執行役員 Vice President of Engineering

今井 達也様

個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが、良かったと思います。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    高い専門性を持つがゆえもあって、社内では自分の仕事や役割を限定して考えてしまっているメンバーもおり、そうした社員に視座を高め、異なる視点を理解してほしいと思い研修に参加しました。

  • Q.実際の研修会では、社内のどのような方が参加しましたか

    ビジネス職の社員とエンジニア職の社員が半数ずつ参加しました。特に、社員自身が色々なことを考え、悩み始めるミドル層のメンバーで受講させていただきました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    「バックグラウンドの異なる人々を団結させる技術こそがマネジメントである」と定義され、そこから論理展開されたところが非常に参考になりました。個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが、良かったと思います。

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 同じ問題であっても、エンジニアとビジネス側では視点が全く違うことが分かりました。ビジネス側のWhat、エンジニア側のHowを組み合わせることで、今後改めてよりよい提案に結びつけることができると思いました。
  • ケーススタディのワークを通して、プロジェクトマネージャーがビジネス寄りなのかエンジニア寄りなのかによって初期の目標設定が変わり、後のプロジェクト推進が大きく異なってくるだろうということを実感できました。
  • 共感しあえない人たちを仕事では団結できるように取り計らう技術がマネジメント、という考えが大変参考になりました。
鹿児島県中小企業団体中央会

公益団体

鹿児島県中小企業団体中央会

所在地:鹿児島県鹿児島市

総務企画課

外園 順也様

実際の中小企業のAI活用の成功事例を伺うことができ、参考になりました。

  • Q.講演を通して、貴団体の課題感にこたえることができましたか。

    AIの最新情勢や活用時の注意点を中小企業関係者の皆様にご理解いただけたものと感じております。

  • Q.講演の中で、特に参考になった点があれば教えてください。

    実際の中小企業のAI活用の成功事例を伺うことができ、参考になりました。今後はAIに長けた(あるいは勉強意欲のある)人材がいないような状況での成功事例についても考えていきたいです。

  • Q.講演の内容で、今後に活かせると感じたポイントがあればご教示ください。

    ChatGPTやStableDiffusionといった具体的なAIサービスをご紹介いただいたため、ご講演いただいた利用時の注意点に気を付けながら実際に活用していきたいと考えております。


技術価値評価
研修

本研修は、技術の価値を正しく評価し、戦略的な技術開発の仕組みを導入することを目的としています。また、「文系中心の企画/投資部門の方にもわかりやすく説明する」方法を学び、技術者と経営者が共通の土台で会話できる土台の醸成を目指す研修コースです。

本研修の意義

なぜ、技術価値評価なのか?

技術の価値算定は難しい

「研究開発の功績」と「市場から得られる収益という功績」の間には大きなジャンプがあり、その関係性の読み解きは企業の投資判断に重要です。
現実には、「技術開発の市場からの評価」を予測できず、かなりの金額と時間を投資しても論文レベルで停止してしまう技術もたくさんあります。
技術価値を評価し、自社の研究開発ポートフォリオを適正化する努力は、企業活動にとって非常に重要になります。
ありがちな評価基準の違い:ミス・コミュニケーション

この物性値は他企業では出ていないし、当社の技術力は高いと言っていいはず。
きちんと特許も取ったし、論文としても好感触だった。この技術は高い価値があると評価できるはずだ。

いくら物性値がよくても、そのぶん高コストな原料を使っていては意味がないし、量産を考えていないような製造方法では何に使えばいいというのか?
というか、そもそもこの物性値を良くするというのは、誰がお金を支払うほど欲しがっているのか?技術的には困難を乗り越えたというのを否定するつもりはないが、技術価値の評価は低い。

技術とビジネスのコミュニケーションを活性化し、技術の価値を正しく評価しよう

技術担当とビジネス担当では、技術を評価する「モノサシ」が異なっています。
ビジネスを成功させるには、共通で妥当な「モノサシ」を用いて、納得感ある投資判断を行わなければなりません。
本研修では、技術価値の評価基準のギャップを埋め、研究・マーケティング双方が考えねばならないことを提示します。

このようなお困りが起きていたら、社内で「技術価値」の評価基準に担当別のギャップが起きている可能性があります

  • 技術者側の言い分

    ■ 画期的な技術であるはずなのに、その凄さが経営者に伝わらない
    ■ よい研究テーマのはずだが、理解されずに予算がつかない
    ■ 国プロなどで開発した技術をオープンにしても、誰にも使われない

  • 経営者側の言い分

    ■ 毎年、かなりの予算を投下しているのによい技術がでてこないと感じる
    ■ 技術開発と事業開発が分断されていて、相互に不満を抱えている
    ■ 研究所から役員会にあがってくるレポートの内容に薄さを感じる

研修内容

本研修では、「技術価値をどのように評価するか」、「評価した技術の価値を経営者/投資家にどうやって適切に伝えるか」を実践的なケースを基に解説し、演習を通して貴社の社員に定着させます。

基礎的な知見 / 前提となる理解の促進(例)
  • 立場別の関心事項の違い・判断基準の違い
  • 評価基準をそろえることの意義、投資をするか否かは何で議論されるべきか?
  • 技術価値評価に基づくオープンイノベーションとは?
ケース・スタディ(例)
  • 技術価値評価を正しくおこなっていたら、日本の半導体産業は競争力を維持できたか?
  • 技術価値評価を正しくおこなっていたら、日本の液晶産業は競争力を維持できたか?
  • 技術価値評価を正しくおこなっていたら、日本のリチウムイオン電池産業は競争力を維持できたか?

本研修は下記のような企業様にお勧めいたします

市場ニーズに沿った技術開発を実践したい企業様
顧客要望を追う受け身な開発から、中長期的な視点で市場創出を狙う開発に転換したい企業様
組織間の壁が厚く、研究開発部門とマーケティング部門がタコつぼ化している企業様
お申し込み・お問い合わせ

研修のお申込み・お問い合わせはこちらからご連絡ください。

技術マーケティング
・ビジネスモデル作成研修

本研修では、競争力の獲得に技術が大きな要素を持つ、B2B産業において、「技術を中心とした製品開発におけるマーケティングとビジネスモデル作成」を学んでいきます。

本研修の対象と目的

電機電子・自動車・素材(化学・鉄鋼)といった日本経済を牽引してきた産業は、近年様々な環境変化に直面、ビジネス面で克服すべき課題を多く抱えています。

具体的には、、、

  • 技術力だけで差別化することの限界
  • プロダクトライフサイクルの短命化と自転車操業的な研究開発
  • ニッチ分野の収益性低下
  • 日本社会という参入障壁(言語・文化など)の低下に伴うグローバル巨大企業との競争

これらの課題は、従来のような「長期計画の技術的差別化」だけでは対応できず、「技術マーケティング・ビジネスモデルプランニング」の概念の導入と活用が求められています。

そこで本研修は、主に素材/部品の開発から製造を行っている産業の企画部門の方を対象に、技術マーケティングに基づく研究/経営企画を実現するためのスキルアップを目指すものです。電機電子・自動車・化学・鉄鋼など製造業の企業様P.E.ファンドや投資銀行などで左記製造業をご担当し、投資判断を行う担当者様にも有意義な内容となっています。

これまでの「ビジネスモデル研修」の問題点:技術力が差別化に重要なB2B産業で利用できるものが少ない

せっかくマーケティングの研修を受けたが、話が現状の業務と遠すぎて、どう活用したらいいかわからない。。。

結局、技術開発と話をどうつなげたらいいのか?コーラの売り方と、機能性材料の売り方は本質的に異なるように思うが、それを同じ土俵で話されても困る。。。

フレームワークは理解したが、そこに何を埋めたらいいのか、埋めた後にどう使えばいいのかわからない。。。

研修の特徴

フレームワークの解説ではなく、「ビジネス・クリエイティビティの向上」に重きを置く

ビジネスマンとしての「クリエイティビティ」を研く

様々なバックデータを整理することで、事業が進む方向性をあぶり出し、創造的なプランを生み出す

ビジネスモデルを作るとき、様々なフレームワークに目が行きがちです。しかし、フレームワークとは情報を整理するための枠組みに過ぎずそれ自体に特別な効果はありません。フレームワークの中身に記載される言葉こそ重要であり、そしてその整理された言葉をみながら「ビジネスプラン」を発見するクリエイティビティが成果を分けるポイントなのです。

我が国の技術投資効果を上げる

「日本の技術投資は生産性の向上に結びついていない」課題を克服する

20年以上前の内閣府年次経済財政報告書には、すでに日本の研究投資効率が悪いこと:研究開発費に対して(その効果指標である)全要素生産性が低いことを問題視する記述が登場しています。そしてこの状況そのものは、現在に至ってもなんら変化していません。ただ開発費を増やしても状況は改善しないことは明らかであり、やり方(クリエイティビティ)の部分に変化と強化が必要であると考えています。

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