社内スペシャリストの
育成研修の2領域

5AI・DXを用いたビジネス創出&変革

AIの理解を深め、自己業務へ活用し
組織に浸透させていくことのできる人材の輩出

本領域は、近年その利活用が必須となっているAIについて理解を深め、自己業務へ活用しながら、デジタルの力を組織に浸透させていくことのできる人材輩出を目指し、スキルアップ~実践演習まで対応しています。
特に、ユーザーの立場でAIを使う、またはベンダーをマネジメントしながらAIを含む事業を作り上げるマネージャーの立場の人材育成を目指しています。
若手~中堅のリスキリング、本格的にAI導入を検討しているリーダークラスまで、幅広い社員層にアプローチできるラインナップをそろえています。
また、当団体資格(人工知能プロジェクトマネージャー試験)と連携し、研修成果やスキルの測定に活かすことも可能です。

なぜ本領域の研修が
必要なのか?

AIについて散発的に見聞きはすれど、結果的に業務に活かしきれていない社員/ 企業は少なくない
結果、成果や投資対効果のイメージがつかめず動けない、逆に雰囲気で動いてしまいデジタル/アナリティクスの取り組みが失敗してしまうなど、十分にテクノロジーの恩恵にあずかれない場合も少なくない

本領域の研修が目指すゴール

  • AI導入/構築プロジェクトの全体像を理解し、マネージャーとしてプロジェクトを牽引できる人材の輩出。またMIなどAIの具体的活用先について理解の深い人材の輩出

研修ラインナップ

  • 21AI・DXリテラシー

    • 基礎
    • 発展

    いまやAI・DXの取り組みは日本企業にも浸透しているものの、具体的なことまでは理解していない社会人も多いと思います。とくにネットニュースや新聞記事を聞きかじるだけで、体系的に理解していない方にとって、実務での会話は難しいものです。
    本プログラムでは、リテラシーとして最低限必要なAI・DXの知識について学びます。新卒社員の教育や中堅社員のリスキリングにもご活用頂ける内容になっています。

    受講後のゴール/目標

    • AIの仕組みについて基本を理解している
    • ユーザーとしてAIを用いる際に理解が必要な用語について知識を持っている
    • DXの手順と全体像を理解している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 22AIとデータサイエンス

    • 基礎
    • 発展

    業務として何らかAI活用に関係している方を対象に、AIの基本的な仕組みや成立ち、各データサイエンスの手法と特徴、製造工程について体系的に整理・理解していきます。
    基本的な統計手法から深層学習までを対象に、プログラミングではなく構造的な理解を中心に講義します。

    受講後のゴール/目標

    • AIに用いるデータ、アルゴリズム、統計的手法について理解している
    • AIのスクラッチ開発の全体像と基本的な流れを理解している
    • データ分析からの示唆だしを経験している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 23生成AIと
    プロンプトエンジニアリング

    • 基礎
    • 発展

    2023年以降、日本でも生成AIの利活用が爆発的に拡大しています。しかし、生成AIの仕組みや活用の条件、あるいはプロンプトエンジニアリングの基本的な記法を理解して使いこなせている現場ばかりでもありません。
    本プログラムでは、よりよい回答を獲得する為の記法やフレームワーク、コツなどを理解し、プロンプトエンジニアとして生成AIの業務活用ができるような人材となることを目指します。

    受講後のゴール/目標

    • 生成AIとプロンプトの基本的な仕組みと、そこからくる挙動の基本特性を理解している
    • プロンプトの記法やフレームワークを理解している
    • 実際に業務類似のプロンプトを打ち、良いプロンプトと悪いプロンプトを理解している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 24生成AIと環境構築(RAG, ファインチューン, 追加/転移学習)

    • 基礎
    • 発展

    Chat-GPTやGemini、Copilotなどに代表される生成AIは、そのAPIだけでは実際のビジネスに使うには力不足です。RAGを用意し、適切な学習や調整を行い、自社にとって役立つレベルに引き上げる必要があります。
    生成AIを組織として使っていくための環境づくりについて、概要を学んでいく講座です。

    受講後のゴール/目標

    • RAG、追加学習、転移学習、パラメータ調整の概要を理解している
    • RAGを作成する際のポイントを理解している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 25AIプロジェクトにおける
    マネジメント

    • 基礎
    • 発展

    AI・DXを導入するユーザー企業であっても、AIについて何も知らず、ただベンダーに言われるがまま任せてしてしまっては、ほぼ確実にプロジェクトは遭難していきます。
    本プログラムでは、ユーザー企業側のプロジェクトリーダー・プロジェクトオーナーが、ベンダーと協力しながらAI導入を実現していくために必要な知識を学び、AIプロジェクトのマネージャーたる人材となることを目指します。

    受講後のゴール/目標

    • ユーザー企業として理解すべきAIの概要を理解している
    • AI開発におけるプロジェクトマネジメント技法を理解している
    • 開発チームのマネジメントマインドを理解している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 26マテリアルズ・インフォマティクス

    • 基礎
    • 発展

    近年、化学・創薬・素材産業などを中心に期待されているマテリアルズ・インフォマティクスについて、その概要や課題、実践事例や導入方法について、概要を学んでいく講座です。

    受講後のゴール/目標

    • マテリアルズインフォマティクスの効能や事例を理解している
    • マテリアルズインフォマティクスの仕組み、ツールを理解している
    • 導入時にありがちな課題と解決の方針を理解している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 27総合演習:
    AI/DXプロフェッショナルの育成

    • 基礎
    • 発展

    上記「AI・DX」に関する研修プログラムを総合し、参加者様に実際にAIを活用した事業企画を立案頂き、上司の方へ提案して頂く実践型のプログラムです。
    「自社課題の持ち込み及びその解決策の立案」を演習として必須で行います。

    受講後のゴール/目標

    • 研修番号17~22について、自社課題に対応した箇所について理解を深めている
    • 自社のAIを用いた新規テーマ/改善テーマを研修の場で磨き込み、役員/上司へ報告できるものに仕上げている

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン

基礎:主として新卒~中堅クラスの社員様を想定した内容
発展:主として次世代リーダー候補~役員・経営幹部クラスの社員様や、意思決定にたずさわる社員様を想定した内容

6GXを用いたビジネス創出

グリーンビジネスを“稼げるビジネス”として
事業開発を進められる人材の輩出

本領域は、いわゆる「グリーンビジネス」への参入を模索し、制度・政策のトレンドを加味して「稼げるビジネス」として事業開発を進められる人材の輩出を目指し、スキルアップ~実践演習まで対応しています。
2010年代頃のグリーンテックブーム時代のビジネスモデルと決別し、持続可能なビジネスモデルの模索を行います。
今後、グリーンビジネスに取り組んでいく必要のある幅広い社員層にアプローチできるラインナップをそろえています。

なぜ本領域の研修が
必要なのか?

2020年代以降、カーボンクレジット価格や石油価格の高騰、政府機関の政策等を契機に、どの企業もグリーンビジネスについては考えていかざるを得ない状況。
しかしグリーンビジネスは収益化が難しく、手詰まり感も強い。その中でも“できるポイントから始めていく”為には稼げるところを理解した事業開発が必要になる。

本領域の研修が目指すゴール

  • グリーンビジネスの原則的特徴を理解し、カーボンクレジットなど周辺規制のトレンドを理解した人材の輩出
  • グリーンビジネスに取り組むとしても、なにを/どのくらい/どんな時間軸で進めるかのコンセンサスを持った仕組み/組織の構築

研修ラインナップ

  • 28“稼ぐ”ためのグリーンビジネス+
    カーボンクレジットの活用

    • 基礎
    • 発展

    2020年代に入り、再びグリーンビジネスは企業にとって継続的に取り組むべき課題となっています。理念先行の2010年前後の取り組みとは異なり、利益を上げるビジネスへと発想が変化しました。
    本プログラムでは、収益をあげるGXの基本的な原則を理解し、グリーンビジネスのパターンや事例研究を通して自社に適切なグリーンビジネスについて考察・学んでいく講座です。さらに、GXにとって重要な要素であるカーボンクレジットについて、現在の世界の状況を理解し、どう自社に組み込むか戦略的方針を考察します。

    受講後のゴール/目標

    • グリーンビジネスの特徴を理解している
    • カーボンクレジットや規制動向のトレンドを理解している
    • グリーンをキーに収益化した事例を知っている

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 29グリーン化を武器とした
    コモディティ市場への参入

    • 基礎
    • 発展

    グリーンビジネスであっても、そこに新たな機能性がある場合は、そこを差別化ポイントとして参入の切り口になります。しかし一般論として、環境価値を訴求したい製品は汎用品であることも多く、「環境に優しい」しか訴求点がない場合も少なくありません。
    こうしたビジネス化が難しい製品について、製品以外の価値にも注目して付加価値をどう生むか、カーボンクレジットの活用など多面的な収益ポイントをどう確立するかなど、ビジネス化が難しい環境製品での事業参入挑戦方法を考察・学んでいきます。

    受講後のゴール/目標

    • グリービジネスの競争環境を理解している
    • カーボンクレジットや規制・補助金の活用方法を理解している
    • グリーン価値(株価、ブランドへの影響力)の定量化方法を理解している

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン
  • 30総合演習:グリーンビジネス
    プロフェッショナルの育成

    • 基礎
    • 発展

    上記「GX」に関する研修プログラムを総合し、参加者様に実際にGXに関する事業企画を立案頂き、役員/上司の方へ提案して頂く実践型のプログラムです。
    「自社課題の持ち込み及びその解決策の立案」を演習として必須で行います。

    受講後のゴール/目標

    • 研修番号24~25について、自社課題に対応した箇所について理解を深めている
    • 自社のGXを用いた新規テーマ/改善テーマを研修の場で磨き込み、役員/上司へ報告できるものに仕上げている

    推奨受講タイプ

    • 数時間の勉強会
    • 丸1日 or 1泊2日の合宿
    • 数日〜1週間の研修
    • 数か月〜の育成プラン

基礎:主として新卒~中堅クラスの社員様を想定した内容
発展:主として次世代リーダー候補~役員・経営幹部クラスの社員様や、意思決定にたずさわる社員様を想定した内容

HEROZ株式会社

執行役員 Vice President of Engineering
今井 達也様

機械学習、数理最適化など IT 、情報数学に関する多分野の研究や論文執筆に従事。現職では、インフラ、小売、流通、ゲーム等の様々な分野の案件で、案件設計・提案から管理・実装まで幅広い業務に携わった。現在は、開発部エンジニア全体の管理統括を担う。

ご利用者様へのインタビュー

INTERVIEW

プロジェクトのゴールは顧客の課題解決。
もっと高い視座を持て。

Q. 貴社についてご紹介ください。

当社は、主に企業様向けのAI技術のシステム開発や技術研究、将棋ゲームAI技術を用いた自社プロダクト開発・運用を行っています。特に高性能なAI機能の開発に強みがあり、産業向け需要予測AIや人間のトッププレイヤーに匹敵するゲームAIなどを提供した実績があります。

Q. 研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

高い専門性を持つがゆえもあって、社内では自分の仕事や役割を限定して考えてしまっているメンバーもおり、そうした社員に視座を高め、異なる視点を理解してほしいと思い研修に参加しました。 本来、プロジェクトの目的は顧客の課題を解決したり、価値を生み出したりすることです。こうした理解の促進や、社員が受け身思想にならず、「自分たちのプロジェクトが会社の中でどういう位置づけなのか」に目を向けられるようになるような研修を期待していました。

「バックグラウンドの異なる人々を団結させる技術こそが
マネジメント」という説明が参考に。

Q. 実際の研修会では、社内のどのような方が参加しましたか?

ビジネス職の社員とエンジニア職の社員が半数ずつ参加しました。特に、社員自身が色々なことを考え、悩み始めるミドル層のメンバーで受講させていただきました。参加者からは色々な目的意識や感想を聞きましたが、他の立場に目を向けられた、プロジェクトのゴールに至るまでに何を考えればよいのか気づきが得られた、などといった感想が多かったと思います。

Q. 研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

「バックグラウンドの異なる人々を団結させる技術こそがマネジメントである」と定義され、そこから論理展開されたところが非常に参考になりました。個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが良かったと思います。 今回は参加意思をメンバー自身に委ねた結果、自身の学習や意識改革に興味の強いメンバーが集まりました。今後は研修で学んだ内容をそれ以外のメンバーに伝達することを考えていきたいと思います。

ビジネス担当者 様

目標の定義が、自分の理解では「Tobe」にあたるものを目標として認識していたが、そうではなく、目標自体にAsIsからTobeに至るまでのすべてのプロセスが含まれているという点は斬新でした。 同じ問題であっても、エンジニアとビジネス側では視点が全く違うことが分かりました。ビジネス側のWhat、エンジニア側のHowを組み合わせることで、今後改めてよりよい提案に結びつけることができると思いました。

技術者 様

ケーススタディのワークを通して、プロジェクトマネージャーがビジネス寄りなのかエンジニア寄りなのかによって初期の目標設定が変わり、後のプロジェクト推進が大きく異なってくるだろうということを実感できました。 エンジニアとビジネス側が協調する体制であっても、プロジェクトのフェーズによって当事者意識の濃淡があったと思う。研修の気付きを受けて、今後の業務では初期フェーズにも積極的に関わっていきたいと考えます。

ビジネス担当者 様

共感しあえない人たちを仕事では団結できるように取り計らう技術がマネジメント、という考えが大変参考になりました。 漠然と人を管理する職種としか捉えられておらず、負担を増やさないためにも衝突しない人同士でチームを組めばいいのでは、と考えていました。これまでこの技術の習得に向き合ってこなかったため、今後は機会があれば積極的に取り組んでいこうと思います。

強いリーダーシップとリテラシー向上がAI普及のカギ

Q. 今後の社会に向けて、AI普及に必要と考えることはどんなことになりますか?

個人の意見になりますが、大きく分けて2つの方法があると考えています。

 

一つは「強いリーダーシップを持つ組織ないし研究者がビッグデータを集めて誰でも簡単に使えるようなプロダクトを数多く生み出す」こと。もう一つは、「AIや関連技術に関するリテラシーを広め、新しい技術を受け入れることによって自分たちの仕事や生活が改善されるのだという社会全体の意識改革を行う」ことです。どちらか一方が正解というわけではなく、両方必要なことかもしれないと考えています。

 

新技術応用推進基盤様は、似たような立場で課題意識も共通しているため、日本企業やその中の社員のために、非常に重要な活動をされているなと考えています。

INTERVIEW

インタビューのご回答ありがとうございました

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ご利用いただいております

VOICE

  • 株式会社ADEKA

    株式会社ADEKA

    松本 健様

    「仮説」と「アイデア」の違いや、「ニーズ創出型」というキーワードが大きな刺激となりました。充実した内容で、当社分析が組み込まれているなど大変参考になりました。

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  • マクセル株式会社

    マクセル株式会社

    酒井 章子様

    漠然と感じていたやりにくさは何であったのか、失敗事例はなぜ起きたのか、など腹落ちできたことが多かったです。

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  • ナガセケムテックス株式会社

    ナガセケムテックス株式会社

    武井 瑞樹様

    内容的になかなか他社に無い内容で、短い時間の中でかなり充実した内容でした。

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  • 味の素株式会社

    味の素株式会社

    永島 賢一様/今泉 圭介様

    事業企画書の重要性と事業企画書で押さえるべきpointが非常に参考になりました。

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  • 中国塗料株式会社

    中国塗料株式会社

    谷野 聡一郎様

    既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの提案を考えていく際に参考になる内容でした。

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  • HEROZ株式会社

    HEROZ株式会社

    今井 達也様

    個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが、良かったと思います。

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  • 鹿児島県中小企業団体中央会

    鹿児島県中小企業団体中央会

    外園 順也様

    実際の中小企業のAI活用の成功事例を伺うことができ、参考になりました。

    詳細を読む
株式会社ADEKA

大手化学メーカー

株式会社ADEKA

所在地:東京都荒川区

研究技術統括本部 研究技術企画部 研究技術企画室長

松本 健様

「仮説」と「アイデア」の違いや、「ニーズ創出型」というキーワードが大きな刺激となりました。充実した内容で、当社分析が組み込まれているなど大変参考になりました。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    ADEKAグループは化学品・食品・ライフサイエンスをコアビジネスに、幅広い市場で価値ある”素財”を提供するグローバル企業です。「人々のくらしを豊かにする」という思いを原動力に、時代ととも変化する社会課題と向き合いながら、新たな”素財”づくりに挑戦し続けてきました。

    組織改編を契機に新規テーマ探索がたこつぼ化することを危惧し、また新規テーマ探索に取り組んでいるメンバーの生みの苦しみも見うけられたことから、
    化学業界の変化の整理と、現代型のR&Dテーマ創出方法を議論することで参加者への刺激と新規テーマ立案に向けてのきっかけとなるような、研究所や事業部技術部門のメンバーが参加する場を企画しました。

  • Q.実際に研修に参加し、どのような点が参考になりましたか?

    新規テーマ創出については、仮設検証に基づくアプローチが効果的である点については、自分も理解し、若手メンバーによるテーマ立案を検討する会などでは活用・実践していたつもりでありました。

    一方で、「仮説」と「アイデア」の違いや、「ニーズ創出型」というキーワードについては、改めて自身も考えさせられましたし、参加メンバーにとっても大きな刺激になったのではないかと感じています。

    講演内容は所定の時間の中で充実した内容でありました。また当社分析が組み込まれている点が大変参考になりました。
    ニーズ創出型の新規テーマ創出手法については腹おちしましたが、やはり実践・活用してこそだと思うので、今後は新規テーマ創出活動における講師の壁打ち企画などを検討していきたいと思っています。

研修ご参加メンバー様の声

コーポレート研究所~事業部技術部門の方まで、幅広く気づきを得られています!

  • 外部環境が変化してきた歴史において、化学業界の研究業務形態がどういう変遷を辿ってきたか全体像を理解することができた。
  • 日本の化学産業が設備・ニッチトップの局地戦であるという点は、まさに今の当社の状況であり腑に落ちた。業界での当社の立ち位置や特徴を教えてもらい、当社の強みや課題を改めて知ることができた。
  • 日本の化学産業・当社の現状を認識した上で、世界とどう戦っていくかを改めて考えるきっかけになった。
  • 「ニーズ創出型」というフレーズが印象に残った。
  • ニーズを生み出す探索をする意識や、ターゲットとするのは物性ではなく事業である点が印象に残った。ニーズ創出型の新規テーマをどのように生み出していくかを社内で議論していく必要性を感じた。
  • これからの化学メーカーや企業研究者の在り方を考える、視野を広げる良い機会となった。
  • とにかく「視野を広げること」が大切だと感じた。従来とは異なる枠組みで協業するなど様々なヒントをいただいたので、今後は具体的な行動に落とし込んでいきたい。
マクセル株式会社

電気機器メーカー

マクセル株式会社

所在地:東京都港区

機能性部材料事業本部 事業企画部 マーケティング課課長

酒井 章子様

漠然と感じていたやりにくさは何であったのか、失敗事例はなぜ起きたのか、など腹落ちできたことが多かったです。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    事業本部の強みを活かせる新しい事業を創出するのが目標ですが、集まったデータ(市場情報、自社の技術データ)からどのようにビジネスプランを策定するか、という部分に難しさを感じていました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    研修では創出したい価値に応じて力点が異なるという事が示され、これまで漠然と感じていたやりにくさは何であったのか、失敗事例はなぜ起きたのか、など腹落ちできたことが多かったです。

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 研修内でも日本企業の弱点として挙げられていたが技術をビジネスへと昇華させる道筋、ビジネスプランを初期段階から設計することの重要さ、および設計の方法を学ぶことができ参考になりました。
  • 技術マーケティングの成功にはクリエイティビティが必要であるという点が参考になりました。
  • データの収集・整理(自社技術の棚卸)とビジネスプラン構築の検討サイクルを回し、ブラッシュアップをしていくことが重要であるという点が参考になりました。
ナガセケムテックス株式会社

中堅化学/化成品メーカー

ナガセケムテックス株式会社

所在地:大阪府大阪市

精密加工材料事業部

武井 瑞樹様

内容的になかなか他社に無い内容で、短い時間の中でかなり充実した内容でした。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    テクノロジープラットフォーム拡大のため新規に技術を探す際にどのように価値を評価し選定していくかに悩みを抱えており、「技術評価としての基本的な手法・重要事項、我流ではない評価手法、フレームワークなどを習得したい」、「メンバーに共通言語を持ってもらいたい」と考えて参加しました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    5つのポイントが特に参考になりました。内容的になかなか他社に無い内容で、短い時間の中でかなり充実した内容でした。
    技術価値評価は絶対的なものではなく相対的なものであること
    ・技術的価値とビジネス的価値を混同しないこと
    ・技術価値評価をする際に共通のモノサシで価値評価を行う必要性 (主語と前提を合わせる作業)、その際、市場がどうなるという立場をとるかなども合わせること
    「事業計画書を正しく描くすべがなければ価値評価の精度も上がらない 」こと
    ・技術価値評価の具体的な進め方やまとめ方

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 主語と前提を合わせる点、共通条件下で価値を試算するいう点に関しては、言われてみればその通りだと思ったが、そこを意識して考えられていたか反省すべき点でありました。
  • 「技術的価値に固執せず、企業研究者としてはビジネス的価値を同じ物差しとする、目線を合わせることの重要性」や、「シナリオの認識合わせを行い、現行の技術がどのシナリオに立った際にどの程度の価値になるかを明確化すること」、「勝つストーリーこそ、将来の想定収益の根拠であり、そこが怪しげになっていないかチェックする」など、参考になりました。
  • 「技術難易度とビジネスへの貢献は全く無関係であり、研究者にとっての技術価値は後者である」という企業研究の基本から切り込む内容で、私自身の問題意識とも重なる部分があり、良かったです。
味の素株式会社

大手食品メーカー

味の素株式会社

所在地:東京都中央区

シニアマネージャー/研究・開発センターグループ長

永島 賢一様/今泉 圭介様

事業企画書の重要性と事業企画書で押さえるべきpointが非常に参考になりました。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    ・技術価値評価の一般的な考え方についての知見を深める為に参加いたしました。
    事業企画書の重要性と事業企画書で押さえるべきpointが非常に参考になりました。
    ・技術リソースの割り当て方法について論理的考え方と実例紹介を期待して参加しました。具体的技術リソースの割り当て方法を検討する際に理想シナリオ、ベースシナリオ、リスクシナリオを描いて共通認識にすることなどが参考になりました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    技術評価を実施するには、「市場の見通しについて、開発メンバーの共通理解にすること」が必要という点が特に参考になりました。
    ・弊社の研究所の業務から少し遠い(事業企画の話)でがありましたが、事業企画書のポイントは解り易いという印象でした。事業部が立案した事業企画書を精査する際に、役立てて欲しいと思います。

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 前提条件となる市場に対する見立てについて、全員が共通認識として持っておくこと。その上で、シナリオを3通り(理想・ベース・リスク)設定し、そのシナリオに沿って設定した技術課題の価値を評価した上で、テーマ設定するという点。特に3つのシナリオを設定し議論するという考え方が、中長期的な技術開発テーマへの資源配分を設定する上で、重要であるということが参考になりました。
  • 本来技術に優劣などなく、比較できるものではないという前提が、なるほどと思った。その前提を理解したうえで、利益性や市場成長性の軸で判断していくことが大事だということが大変参考になりました。
  • 事業戦略と製品戦略(顧客ニーズに基づくコンセプト構築)が重要という点が再認識できました。
中国塗料株式会社

大手塗料メーカー

中国塗料株式会社

所在地:東京都千代田区

技術本部 研究開発担当

谷野 聡一郎様

既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの提案を考えていく際に参考になる内容でした。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    環境対応、カーボンニュートラルが必要とされていることは理解しており、会社方針としても温室効果ガス削減は目標に掲げていたため、環境対応型の塗料開発や法令や規制の遵守対応など取り組みを進めていましたが、 負担の大きさの割にはなかなか大きな利益に繋がる道筋が見えない中で困っていました 。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    ・GXで先行している企業がどうやって利益を上げているのか、今後拡大していきそうなのかという事例及び背景も含めて知ることができた点が良かったです。
    ・今回は技術・開発部門の者が参加したのですが、既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの提案を考えていく際に参考になる内容でした。特に将来に向けて関わりが大きくなってくると思われる若手技術者からの反応が良く、仕事のやりがい向上にもつながってくればと期待しています

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • CO2排出抑制技術や省エネが企業に収益をもたらしうることを実感できたことで、製品開発において商品販売の利益+CO2関連で生み出せる利益を前提に原材料の選定やコスト設定を検討すべきと感じました。
  • 環境対応という受け身ではなく、先読みすることでビジネスチャンスにつなげるという意識が必要であることが参考になりました。
  • 資料、説明も解りやすく、地政学など世界動向の説明も参考になりました。
HEROZ株式会社

AIベンチャー

HEROZ株式会社

所在地:東京都港区

執行役員 Vice President of Engineering

今井 達也様

個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが、良かったと思います。

  • Q.研修にご参加されたきっかけ・研修への期待はどのようなものでしたか?

    高い専門性を持つがゆえもあって、社内では自分の仕事や役割を限定して考えてしまっているメンバーもおり、そうした社員に視座を高め、異なる視点を理解してほしいと思い研修に参加しました。

  • Q.実際の研修会では、社内のどのような方が参加しましたか

    ビジネス職の社員とエンジニア職の社員が半数ずつ参加しました。特に、社員自身が色々なことを考え、悩み始めるミドル層のメンバーで受講させていただきました。

  • Q.研修に参加して、どのような点が印象に残りましたか?

    「バックグラウンドの異なる人々を団結させる技術こそがマネジメントである」と定義され、そこから論理展開されたところが非常に参考になりました。個別の立場の意見やそれに起因する失敗の具体例が多く盛り込まれていたところが、良かったと思います。

研修ご参加メンバー様の声

実務担当~管理職クラスの方も、異なる視点の気づきを得られています!

  • 同じ問題であっても、エンジニアとビジネス側では視点が全く違うことが分かりました。ビジネス側のWhat、エンジニア側のHowを組み合わせることで、今後改めてよりよい提案に結びつけることができると思いました。
  • ケーススタディのワークを通して、プロジェクトマネージャーがビジネス寄りなのかエンジニア寄りなのかによって初期の目標設定が変わり、後のプロジェクト推進が大きく異なってくるだろうということを実感できました。
  • 共感しあえない人たちを仕事では団結できるように取り計らう技術がマネジメント、という考えが大変参考になりました。
鹿児島県中小企業団体中央会

公益団体

鹿児島県中小企業団体中央会

所在地:鹿児島県鹿児島市

総務企画課

外園 順也様

実際の中小企業のAI活用の成功事例を伺うことができ、参考になりました。

  • Q.講演を通して、貴団体の課題感にこたえることができましたか。

    AIの最新情勢や活用時の注意点を中小企業関係者の皆様にご理解いただけたものと感じております。

  • Q.講演の中で、特に参考になった点があれば教えてください。

    実際の中小企業のAI活用の成功事例を伺うことができ、参考になりました。今後はAIに長けた(あるいは勉強意欲のある)人材がいないような状況での成功事例についても考えていきたいです。

  • Q.講演の内容で、今後に活かせると感じたポイントがあればご教示ください。

    ChatGPTやStableDiffusionといった具体的なAIサービスをご紹介いただいたため、ご講演いただいた利用時の注意点に気を付けながら実際に活用していきたいと考えております。

まだ課題が具体化されていなくとも、お気軽にご相談ください。
専門のコンサルタントが貴社に適切なアプローチをご提案させていただきます。

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