書籍「AIを活用する技術を学ぶ」のご紹介
AIプランナー、AIコンサルタントなど、AIを活用したビジネス創りに責任を持つ方に必読の内容をまとめた書籍「AIを活用する技術を学ぶ」をご紹介します。
本書は当団体資格「人工知能プロジェクトマネージャー試験」の公式テキストでもあり、本書を通じてAI企画について勉強したことを、試験合格という目に見えるカタチで証明してみてください。
目次
本書の内容
本書はAIを活用してビジネスを生む立場にある方にとって必要な知見を、網羅的に学べるよう整理したものです。
コンサルタントとしてAIプロジェクトにたずさわってきた著者が、その経験から学び実践していることや、スキル・知識などを解説しています。
組織で働く社会人がAIを活用した企画を考えるとき、新聞や雑誌で聞きかじった技術理解でも、ビジネス理解でも、実務レベルで役立てることはできないものです。本書はAIプロジェクトの実務について一通り学べるだけでなく、聞きかじりの知識と実務を橋渡しする本ともなっています。
入門者の方にも、実務者の方にも、おすすめできる内容になっています。
<ここがポイント>
- カバー範囲が広く、ビジネス実務に必要な要素を網羅的に解説
- 難しい統計 / 数学をなるべく用いずに、AIの仕組みやメカニズムを掴めるよう解説
- ビジネス価値の設計と、モデル評価の結果との結びつけといった実務的要素を解説
- コラムを豊富に配して、近年の話題についても触れた解説
- 人工知能プロジェクトマネージャー試験対策にもなる!
本書の主な読者層と身に付く力
<このようなビジネスパーソンにおすすめです>
- AI事業責任者として、プロジェクトを推進する立場の方
- AIプランナーとして、AIを使った企画を立てる立場の方
- AIコンサルタントとして、顧客課題の解決を提案する立場の方
<このような力を身に付けることを目指します>
- AIプロジェクトの企画 / 検討力
- AIを開発させる技術 / 使いこなす技術
- 困難を乗り越えてプロジェクトをやりきる力
目次(詳細)
まえがき
人工知能プロジェクトマネージャー試験について
序章:前提理解
AIプロジェクトを成功させる人材とは
【コラム】AI、データサイエンス、機械学習…言葉の定義
AIプロジェクトの性質(特徴)
AIプロジェクトの進め方(全体像の理解)
【コラム】アルゴリズムとモデル
AIプロジェクトにおけるマネージャーの役割と心得
【コラム】2023年現在のAIの実力について
第1章:分野A「目標設定能力」
目標とはなにか
正しい目標を立てることに役立つ基本的な哲学
目標(企画)設定の手順
ありがちな「失敗した目標設定」とその結末
本分野の能力を高めるには:確認問題
第2章:分野B「統計的理解」
AIプロジェクトのマネージャーに必要な理解の粒度
統計学とAIの違いは何か
AIプロジェクトに必要な統計学知見
「データの理解」の工程
まず、業務を知る
データを解釈して意味を見出す
有意性を確認する
「データの準備」の工程
標本
前処理
特徴量エンジニアリング
【コラム】個人の主観的体験を馬鹿にするな
「モデルの作成」の工程
アルゴリズムの理解
スコアリング系のアルゴリズム
相関系のアルゴリズム
クラスタリング系のアルゴリズム
ツリー系のアルゴリズム
ニューラルネットワーク系のアルゴリズム
ベイズ主義
アルゴリズムからモデルへ「学習」を行う
【コラム】教師あり学習と教師なし学習
【コラム】強化学習と敵対的生成ネットワーク(GAN)
本分野の能力を高めるには:確認問題
第3章:分野C「統計理解の実装力」
モデル構築の為のスキルとは
【コラム】AIエンジニアの言語はPythonかRか?
環境準備
【コラム】Google Collaboratory
一般的によく使われるIDE・ライブラリ
IDE:「Jupyter」
ライブラリ:「処理計算のサポート」
ライブラリ:「モデル作成・分析(機械学習)」
ライブラリ:「モデル作成・分析(深層学習)」
ライブラリ:「データ収集」
【コラム】スクレイピングには気を付けよう
コーディングの学習
本分野の能力を高めるには:確認問題
第4章:分野D「モデルの評価 / 向上能力」
モデルを評価 / 向上するとは
モデル評価の基本的な哲学
モデル評価と改善の基本手法
評価の根幹:混同行列を理解する
評価指標をビジネス的な期待値に置き換えて評価する
ROC曲線とAUCから評価する
リフト曲線から評価する
ランキングを用いて評価する
【コラム】なぜ視覚的な評価が必要か?
モデルを改善する
前提条件の確認
データフィッティング
パラメータチューニング
【コラム】AIができること / できないこと
本分野の能力を高めるには:確認問題
第5章:分野E「システム構築能力」
AIプロジェクトマネージャーに必要な「システム構築能力」とは
システムの基礎知識の確認
【コラム】エッジコンピューティング
商用化システムの構築において行う主なこと
再学習の運用設計
異常系の設計
コードの最適化
周辺システムの設計
本分野の能力を高めるには:確認問題
第6章:分野F「プロジェクト遂行能力」
「プロジェクト遂行能力」とはなにか
ヒューマンスキルを高めよう:進行度別にみる「ありがちな課題」への理解
「企画・要件定義」で起きがちな問題
「PoC(Proof of Concept)開発」で起きがちな課題
「商用化開発」で起きがちな課題
ヒューマンスキルとテクニック:ありがちな課題をふまえたマネージャーの対策
【コラム】プロジェクトマネジメントに有用なツール
本分野の能力を高めるには:確認問題
第7章:分野G「法令理解」
AIの原則と法令理解のポイント
企画現場での法務議論
開発現場での法務議論
【コラム】Chat-GPTやStable Diffusionそのものの法的議論
本分野の能力を高めるには:確認問題
おわりに
参考文献
一般社団法人 新技術応用推進基盤
編集部
「人工知能プロジェクトマネージャー試験」
公式テキスト
- 分野別要点整理 【理解度チェック問題付き】 -
著者:谷村 勇平(新技術応用推進基盤 理事)
発売日:2023年12月22日(金)
販売価格:全分野収録版:2,980円(税込価格3,278円)
ページ数:A5版 330ページ
購入方法:
公式ページよりご購入ください。
(https://rope.newtech-ma.com/)